画像診断で

  • 2017.07.23 Sunday
  • 21:04

 

乳がんのリンパ節転移が、CTとMRIを組み合わせた画像診断で

診断できる方法が開発されたとのニュース。

 

約100年に渡り、

脇の下のリンパ節郭清(リンパ節の取り残しがないよう脂肪も含めて

ひとかたまりに切除すること)は

乳がんの標準治療として行われてきた。

 

その後、

明らかにリンパ節に転移が認められない患者に対して

センチネルリンパ節生検(がん細胞が乳房内から最初にたどりつく

センチネルリンパ節を発見し、そのリンパ節だけを摘出し、

転移があるかどうかを病理検査すること)が主流となった。

その生検が保険適用になったのが、2010年4月。

 

そして、とうとう。

切ることなく、画像診断で判断できるようになるとは!

 

私は、センチネルリンパ節生検だったけど、

それでも、脇の下から上腕部にかけての感覚のなさや、

腫れぼったさは未だに残っているし、

1日中、パソコンに向かって仕事をしていると

左腕が固まる現象も、術後6年近くたった今でも治ってはいない。

そして、未来永劫、術側の左腕では採血はできない。

少ないとはいえ、今でもリンパ浮腫の可能性もなくはない。

 

まだ臨床試験に取り組んでいる最中だそうだが、

精度は高そうだし、これが保険適用になり標準治療になると

乳がん患者にとって負担はかなり下がる。

 

嬉しいニュースだ。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

やっぱり10年??

  • 2016.01.23 Saturday
  • 17:07


先日発表された、国立がん研究センターの10年生存率初集計。

がん研究センターのHPに掲載されている
1999年から2002年の間の診断治療症例の
乳がんの5年生存率が、88.7%。
10年生存率が、80.4%。

がんの中では比較的高い数値だが、
なによりもショックだったのは、
5年までの相対生存率と5年以降10年までの相対生存率の
下降線がほぼ一直線で同じ比率だったこと。

他のがんは、5年までにがくっと生存率が下降し、
5年以降10年までのその下降具合はなだらかになるのに、だ。

グラフはこちら

ちと古いデータゆえ、
新しい抗がん剤や分子標的薬などが次々と開発されている昨今、
生存率自体はきっとその当時よりも上がっているのだろうけど

やはり乳がんは、発症後10年はウォッチしないとダメよ
ってことがより明らかになりましたね。

はぁ〜(ため息)。


旅行ブログブログランキング参加用リンク一覧

ライフスタイルブログブログランキング参加用リンク一覧

5yearsに登録しました

  • 2015.12.28 Monday
  • 23:32



先日、朝日新聞で紹介されていた
5years。

ご自身も癌サバイバーで、
その経験から、
実体験に基づく情報と
病気になったからといって
未来がなくなるわけではないということを
訴えたいと立ち上げたサイトのようです。

その趣旨に賛同して
とり急ぎ登録してみたばかりなので
間違った情報を書いてもなんなんで。
ちょっと引用。

目指すもの・・・
「病気をしても人生は終わりではない」、この事実を社会に示す。
指名・・・
「一人でも多くの患者さんのこころを救う」
経験に基づく有益な情報を見つけ出し、
同じ境遇にある(あった)ひと同士の交流の場を整えることで
患者さんとご家族が必要とするこころの支えとなる。

病気には、5年生存率という嫌な言葉があります。
診断から5年経過後に生存している
患者の割合をしめすものです。
しかし、そんな過去のデータが今を生きる私たちに
どういう意味があるのでしょうか。
多くの患者さんたちが病気を乗り越え、
再び社会に戻られています。
以前よりも活躍している人だってたくさんいます。
5yearsは、今を強く生きている人たちにスポットライトをあて、
病気をしても人生にチャンスがあることを示します。

「わたしたちの未来は、いつだって輝かしい」


この強いメッセージをこめて「5years」と言う
名前はつけられています。


病気のブログや情報は、山ほどある。
治療中の方のブログや情報もしかり。

でも、治療後、もしくは治療しながら、
どのように仕事に復帰して、
どのような生活を送っているのか?

どういうことに気をつけて、
再発の恐怖とどのように折り合いをつけているのか?

癌の原因になったに違いないと思っている激務に、
不本意ながら、結局また戻り、
疲れがたまっていく生活。
薬の副作用も不快な中、
得も知れぬ不安に襲われることが最近多くて。

治療終了の方もたくさん登録されているので
そんな今のワタクシの望む回答が見つかればな、と。

そして私の登録内容が、また誰かの役にたてたらと。

いろんな段階の方が登録されているという意味では
非常に画期的なサイト。

助けてほしい人は一度覗いてみると
いいかもしれません。

5yearsのサイトはこちら



旅行ブログブログランキング参加用リンク一覧


ライフスタイルブログブログランキング参加用リンク一覧

アウェイク・サージェリー

  • 2014.11.02 Sunday
  • 20:37
「手術中に覚醒する場合があります。」
なんて一文の入った手術の同意書を前に、
そんな同意書にサインなんてできるかいな!!って
自分の手術の時には思っていた。

でも、先日の新聞で、
手術中に覚醒して、執刀医と確認をとりながら行う手術があるという記事を読んだ。

アウェイク・サージェリー=覚醒下手術。

なんでも、脳腫瘍等の患者さんの開頭手術の際に、
部分麻酔の患者さんに話しかけたり、様々な反応を見ながら電気刺激を行い、
その電気刺激をすることで、例えば、言語機能が落ちたりしたら
その部分は切除しないという、そんな手術法らしい。

ひぇぇ〜、なんておっそろしい〜っ!!と最初は思っていたのだけど、
手術中に確認しながら進めていくから、
例えば、術後に初めて言語機能が失われたー!と分かり、
どうしてくれるのよ!
なんてことが減るというメリットがあるのだと。

なるほど。

確かに非常に合理的な手術ですね。


昔は、命さえ助かれば…ていう考え方が主流だったと思う。

乳がんだってそう。
命さえ助かれば、おっぱいなんてなくても、なんてね。
でも、実際のところ、そんなに簡単にすぱっと割り切れるものではない。
命も惜しいけど、おっぱいも欲しい。


悪者を排除しながら、でもその後のQOLも重視していく。
この手術法は、そんな相反する事柄を実に見事に両立させている方法だと思う。

これからも医学の進歩とともに驚愕するような治療法が出てくるのかもしれないけど、
QOLに重きを置いた進歩は大歓迎。

術後、どのような生活をしたいかによって、
治療法も本当に様々な選択肢があるこの時代。

患者側も正しい情報収集力と、柔軟な考え方ってのも必要なのかもしれませんね。



ペコちゃん日本ブログ村ペコちゃん






 

脱毛に関するアンケート調査

  • 2013.10.27 Sunday
  • 20:30
先日の診察の際、

「脱毛に関するアンケート調査」への協力を

お願いされた。



財団法人パブリックヘルスリサーチセンターというところが

仙台医療センター乳腺外科の渡辺先生という方を

研究代表者として行っているものらしい。



抗がん剤による脱毛。



多くの患者にとって大きな問題にも関わらず

多くの医療施設で十分な対応が出来ていない現状。

今後適切な情報や支援を提供していくためのアンケートだと。



確かに、

抗がん剤を受ける際に

髪の毛抜けますと、たった一言言われただけだった。



最初は、髪の毛が抜けるという事実にうちひしがれ、

文字通り、何がなんだか分からなかったけど、



はて、いったい、どんなふうに抜けていくのか?



そもそも、ウイッグなんてものは

どこで買ったらいいのか?

アデランスに行くのか?!



てな具合に、落ち着くにつれ、

疑問点がふつふつと出てきたものの、



そんな疑問点のぶつけ先が分からず

路頭に迷いまくっていたっけ。



そんな人って多いんちゃうかな?



いまや、もう、

ハゲになっても、

普通にスーパーにも行かなくてはいけないし

普通に仕事もしなくてはいけない時代。



そう考えると、今ごろ?!と

このアンケート調査の遅さにちょっとビックリしたりもする。





このアンケート、

かなり詳しく聞かれます。



脱毛そのものの質問以外にも、

脱毛前、脱毛後の髪質・髪の量の変化について、

ウイッグについて、

まゆ毛や、まつげの様子、

爪の変化にいたるまで。



「お願いできますかね〜」と

えらい下手に主治医からお願いされたのだが、

私の経験が、今後の役に立つのなら



もう〜、喜んでお受けしますってば!!





女性にとってなんやかんやいっても

外観って大事。



ていうか、私は、

がん患者であっても

「ワタシはワタシ」という

アイデンティティを維持していくのに

外観へのこだわりが必要だった。



このアンケートの集計とともに、

普通に生活できる手立てがたくさんあるんだよ

ってことが伝えられたらいいなと。





ただ、こんなアンケートを受けるにあたっても

「同意書」にサインを求められ。



ほんま、病院って「同意書」だらけだわね。



さらに、万一気が変わって

アンケートに協力できなくなった場合の

「同意撤回書」なんてものまで手渡されました(笑)







にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

乳がんにまつわる都市伝説

  • 2013.09.16 Monday
  • 15:40
右か、左か。

どちらの胸に乳がんが出来るのか、
どうも原因があるらしい。


左胸に出来た人は、
仕事を抱え込む等、
肉体的にかなり負担をかけた時期があり、
強いストレスを感じていたことがある。

しかも、負担をかけた時期は、
乳がんと診断される6か月前から1年前が多いとのこと。

右胸に出来た人は、
がんになった原因に全く心当たりがない人が多いが、
よくよく聞くと、
家庭内に強いストレスを感じている人が多いと。


ちなみに私は左胸。

確かに、残業も多く、
仕事でず〜っと体を酷使してきた。

乳がんと告知される半年前といえば、

そういえば、

転勤に(引越って結構なストレスって言うものね)、
上司に思わず退職願を出してしまうほどの
ストレスにさらされていたわ〜〜。

驚くほど、当てはまります(笑)。

先日のオフ会でも、皆、
大方、当てはまっていて。


上述した件は、
科学的実証はないとご自身もことわっているが、
土橋先生という外科医の先生が
自分の患者さんに「がんになった理由」を
問いかけて、浮かび上がってきた事柄らしい。


おそるべし都市伝説。



にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

乳がんホルモン療法の秘密

  • 2013.08.18 Sunday
  • 22:43
昨日の続きです。

なにわ乳がんを考える会の二つ目のお題。

京都大学佐治先生の
「乳がんホルモン療法の秘密を勉強しましょう」

非常に分かりやすい講演で
「ホルモン治療のことなら、もう何でも私に聞いて!!」と
周りに胸をはりたくなるくらい(笑)。

自分の知識の整理が出来て、
最新の知識をグングン吸収できた感じです。

かなりかいつまんで。

○2011年、閉経前のホルモン治療の基本は
 ・タモキシフェン5年
 ・LH-RHアゴニスト2〜3年+タモキシフェン5年
 だったのが、

 2013年の基本は、さらに
 ・タモキシフェン5年+タモキシフェン5年
 ・タモキシフェン5年+アロマターゼ阻害剤5年
 が、追加。

 実はホルモン陽性の人は10年〜15年後に再発するリスクが
 あるそうだ。

 そして、タモキシフェンの効果は飲みやめた後も
 5年くらいは、その効果を持続しているので、
 長く飲んだ方がいい人もいると。

 (ただ、どの患者がタモキシフェン10年、5年かの
 見極めについての明確な指針はまだないとのこと。)

 長く飲まなくてはいけないかも、とは言われていたけど
 ますます現実味を帯びてきましたね。

 それよりも、
 心の拠り所だった10年という大きな目処を過ぎてもなお、
 再発の恐怖におびえなくてはいけないのかと
 こっちの方が驚愕の事実でした。

 そして、2013年の基本には、
 「LH-RHアゴニストは併用してもよい。」てな文章も。

 併用してもよい?

 ってことは裏を返せば、併用しなくてもいいってこと??

 すでに19回も打っている私。

 今更だけど、やめてもいいんだろうか。

 痛いし、一瞬の注射で約14,000円もかかるゾラデックス。
 経済的な理由でも、やめられるのならやめたいのだけどね。

 今度、主治医に聞いてみよう。


○子宮体がんのリスクが高くなるという副作用は
 閉経後患者でのみリスクが増加。

 閉経前患者では実は証拠はない。
 (ただし、LH-RHアゴニストを使用している患者は
  閉経後として考える。 私はこっちの部類に入る(涙))

 5年間のタモキシフェンの内服で
 800人に1人くらいの子宮体がんの発生が
 2〜3人に増えるレベルらしい。

 これも以前は、
 「1年に1回くらいは婦人科検診を受けましょう」
 だったのが、

 「定期的は子宮体がん検診はお勧めできません。 
  不正出血などがあれば検査を受けましょう」
 に変わったそう。

ますます、ちゃっちゃとゾラデックスをやめて
痛〜い子宮体がん検診もしたくないものだ。
(実は、もう1年半以上やっていない・・・)

これも今度、主治医に聞いてみなきゃ。

○乳腺以外にエストロゲンが作用する臓器は、

 ・脳(記憶力、うつ、行動性)
 ・血管(血圧)
 ・骨(骨密度)
 ・肝臓(脂肪肝、肝硬変、脂質代謝)
 ・子宮(子宮がん)
 ・卵巣
 ・免疫系

 なので、色々な副作用が起きて当たり前なのだそうだ。

 明らかに、以前に比べてかなりオバカさんになっている私。

 そうか、当たり前なんだ!とちょっと安心しました(笑)


にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

 

 

PR

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM