さかさまの空〜病理結果を聞いた日の思い出〜

  • 2012.06.09 Saturday
  • 23:16
そら

NHKの「梅ちゃん先生」の主題歌

「さかさまの空」を聞くと思い出す、

私の「さかさまの空」。



忘れもしない、昨年の10月24日。



術後の病理結果を聞きに病院に行き、

抗がん剤を薦められて、

つるっぱげになることを受け入れられず、

泣きながら帰った帰り道に

広がっていた青空。





病理結果は・・・、

リンパには転移なし。

ホルモン感受性は、ER、PgRとも陽性。

HER2は陰性。



ところが、

2センチと言われていたがん細胞が

2センチ×3.6センチもあった。

(幸い断端陰性だったけど)



そしてグレードは2。

(後日、実は一番たちの悪い、ピチピチしている

 グレード3だったことが判明汗



さらに平均は15〜20%だという

増殖率のKi67の値も40%と高く。



「いわゆる、ルミナルBタイプだと思われるので、

抗がん剤も併用することをオススメします。」

とドクターから言われたのだった。



ホルモン治療だけですむのでは?と

何の根拠もなく

何となくそう思っていた私は、

実際、かなりのショックだった。



しかも、髪の毛ももれなく抜けると聞かされ、

半ば放心状態で診察室を出て、



抗がん剤をしなくてはいけない事実、

髪の毛が抜けてしまう事実を

すぐには受け入れられなくて、

病院からの帰り道、

あのすんだ青空を、

涙がとめどなく流れ出る目で見上げていたのでした。



ドクターには、

その場ですぐ抗がん剤をする旨を伝え、

入院の手続きもしてきたものの、



リンパに転移もないのに、

本当に抗がん剤を受けなくてはいけないのだろうか・・・。



しばらくはずっと悩み続けていた。



日経BPの「乳がんかも、といわれたら」を読んでも、

私の病理結果は、

ホルモン療法を単独で行うのと

ホルモン療法と抗がん剤を併用するのとの

微妙なラインのところにあって、

明確な答えは見つからない。



抗がん剤を併用しても、

圧倒的に再発率が減るわけでもなく、

たかだか数%しか再発リスクが減らないという事実も

見つかってしまった。



しんどい思いをして、

髪の毛も抜けて、

受けるべき治療なのだろうか・・・。



でも、

今、抗がん剤を受けなかったために

将来後悔するようなことだけは絶対にイヤだ。



根拠があってのドクターの方針なんだし。

多少しんどくても、

今出来る治療は全て受けておこう。



そう決めた。





♪さかさまの空を あの日見つけたみたいに

 幸せが (笑顔の君を)

 どこかで待っている

 

 うつむかないで しゃがみ込んだ時に見つけた

 幸せが (照れくさそうに)

 笑ってる君を 待っている



 一歩ずつ さあ行こう♪





あれから、約8ヶ月。



未だに髪の毛はまだまだだけど、

今の治療法を選んだことに全く後悔はしていない。





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