★イスラエル旅行記9★ Day2 ベツレヘムのバンクシーと分離壁

  • 2019.12.09 Monday
  • 22:01

 

 

謎が多いバンクシー。

ウィキペディアによると、

バンクシーはストリートアーティスト、政治活動家、映画監督となっていて、

風刺アートや、政治・社会批判の彼の絵は、

世界中の壁や橋梁に残っているとあります。

 

そして、ここベツレヘムにも、バンクシーの絵があるとのことで、

その絵も巡ってもらいました。

いくつあるのが正解なのか、100%信用できる回答が見当たらないけど、

これと言われている5つを見てきました。

 

「ハートを出す天使」。

 

こんな感じで、その辺の何の変哲もない壁にさりげなく描かれていて、

これは、もう誰かに連れてきてもらわないと全く分かりません。

再び、やっぱりタクシーをチャーターして良かったと安堵した次第(笑)。

 

「花束を投げる青年」。

これはガソリンスタンドの側面の壁に。

側面なので、つまり、表から見つけることはほぼ不可能、

やはり連れてきてもらわないと分からない場所にあるのでした。

 

壁全体に描かれ、かなりの大きさの絵です。

 

「防弾チョッキを着た鳩」。

平和の象徴の鳩が防弾チョッキを着て、かつ照準を合わせられています。

 

この絵も、お店の横にある何の変哲もない壁に書かれています。

(右横の小さな絵は、バンクシーの手によるものではなく、単なるいたずら書きのようです…)

 

「壁を壊す天使」。

 

これは分離壁と呼ばれる壁の上部に描かれていました。

一生懸命、にっくき壁を壊そうとしています。

 

「兵士をボディチェックする少女」。

 

これは、実は、今はお土産屋さんの中にある室内の壁に描かれています。

お土産を買わないと見せてもらえないと聞いていましたが、

そんなことはなく、お店のおじさんはとっても優しく、快く見せてくれました。

なので、お礼に(?)ポストカードを何枚か購入。

 

そして、さきほどの分離壁のすぐ横に

バンクシーが手掛けるホテルがあります。

その立地ゆえ、「世界最悪の眺めのホテル」と呼ばれているホテルです。

 

中は、今まで見てきたものと同様、

風刺に満ちた、でも平和を祈るバンクシーアートで溢れていました。

 

酸素マスクをした天使や、

(奥に小さく見える本棚が、実は客室へ行く秘密のドアになっているそう。

 まるで、忍者屋敷ですねぇ)

 

 

ロビーはカフェレストランになっていて、

ビールやピザといった軽食を食べることができます。

外にはオシャレなテラス席もあるけど、

景色は、もれなく分離壁のみです。

 

タイベビールをいただきました。

パレスチナのタイベ村で作られているパレスチナ産唯一のビール。

添加物や保存料は 一切使っていないそうで、

黒ビールのダークは、香ばしくてコクもあって旨〜い!!

 

 

そして、これが分離壁。

イスラエル側が、

パレスチナ自治区とイスラエル支配地区を明確に分けるために、

そして、パレスチナからのテロを防止するために、

2002年から建設され始めた壁です。

日本ではほとんど報道されていないし、

イスラエルに行くまで、というかベツレヘムへ行くまで

こんな分離壁の存在は全く知りませんでした。

 

実際、この壁によって、

土地を追われたり、

今まで簡単に移動できていたところが移動できなくなったりと、

パレスチナ人の生活にかなりの不便な影響を及ぼしているそうです。

 

壁の存在そのものを世界に知らしめ、

そしてこんなしょうもない壁の存在意義を世界に問うために

バンクシーはここにホテルを建て、

絵を描いたのでしょうね、きっと。

 

イスラエル側の壁は、冷たいコンクリートのみですが、

パレスチナ側は、平和を愛するストリートアートで溢れています。

 

 

兵士を踏み台にするマリオも。

 

 

 

 

 

この絵は、分離壁に本当に小さく描かれていた絵。

その横の「FREE PALESTINE!」。

パレスチナの方々の心からの願いなのだと思います。

 

 

ベツレヘムからイスラエルへ帰るバスは、

途中チェックポイントでいったん停車。

パレスチナ人は全員バスを降りて

イスラエル側のチェックを受けます。

外国人である私たちも、

パスポート検査と手荷物検査があると聞いていたけど、

バスに乗り込んできたライフル銃を持ったイスラエル警察?軍人?に

国籍を聞かれただけでした。

パレスチナ人のチェックは厳しく行われるのか、

バスの中で結構な時間、待たされました…。

 

分離壁とともに、なんかもやもやした出来事、でした。

 

たった3時間ほどの滞在だったけど、

イスラエルとパレスチナの現状を少しは肌で感じることが出来た、かな。

本当に訪れて良かったと思えたベツレヘムへの日帰り旅でした。

 

 

 

★イスラエル旅行記8★ Day2 パレスチナ自治区ベツレヘムへ

  • 2019.12.02 Monday
  • 22:58

 

2日目は、パレスチナ自治区のベツレヘムへ。

 

パレスチナ自治区は、ベツレヘムがあるヨルダン川西岸地区と、

新聞でよく報道されているガザ地区に分かれています。

ヨルダン川西岸地区は、全てがパレスチナ管轄というわけでははくて

A地区…行政・警察権ともにパレスチナが管理

B地区…行政権はパレスチナ、警察権はイスラエル

C地区…行政・警察権ともにイスラエルが管理

の3地区に分かれているそう。

(ベツレヘムは多分A地区)

 

ただ、自治区なので、大統領もちゃんといるし、

公用語はアラビア語、

イスラム教の人が9割を占めているなど、

やはりイスラエルとは色々な意味で違っている点がいっぱい。

 

イスラム教徒が9割を占めているけれど、

キリスト教系の学校に行っていた複数の友人から

「え〜っ、ベツレヘムに行ったの!!! いつかは行きたい場所なの!!!」と

感嘆の声とともに羨ましがられ、

イエスが生まれた場所として、キリスト教徒にとっても大事かつ憧れの場所らしい。

ここもエルサレムに負けず劣らず数奇な運命を辿ってきたに

違いありません。

 

そもそも、

イスラエルに行こうと思い、調べる前までは

パレスチナ自治区なんかに行けるなんてこれっぽちも思ってなかったし、

なんかややこしそうなところやな、という感想しか持ち合わせていなかったのですが、

エルサレムからは、なんと!路線バスで簡単に行くことが出来るのですよ。

 

ダマスカス門前のバスターミナルから

アラブバス231番のバスで、

片道6.8シェケル(約200円)。

若干古い感はあるけど、ちゃんとした高速バススタイルのバスです。

ある程度人が集まらないと発車してくれないとのことですが、

私たちが9時過ぎに行った時はほぼ満席で、

乗り込むとすぐに出発となりました。

 

距離的には約10kmほどしか離れていないのですが、

エレサレム市内の渋滞もあり、小一時間かかりました。

チェックポイントで検問があるかもと聞いていたけど、

往路はなし。

直通でベツレヘムへ到着。

 

ベツレヘムも小さな町なので歩いて観光できるやろと、

たかをくくっていたんだけど

地球の歩き方に載っている地図だけではちょっと心もとなく、

はて、右に向かっていいやら、左に向かっていいやら、

またまた迷子状態に…。

 

そして、アジアでよくありがちな、

待ち構えていたタクシーの運ちゃんたちにあれよあれよと取り囲まれ、

その中の1人の運ちゃんと、

ミルク・グロットと生誕教会とバンクシーの絵巡りで

2時間チャーターで交渉成立。

 

しかし、ここも丘陵地帯とあって起伏が意外とあり、

歩いて回るのはかなり無謀だったことがすぐに判明。

あとはこの運ちゃんがいい人であることを祈るのみです(笑)

  〜実際、いい人でした(^^)〜

 

 

ミルク・グロット。

聖母マリアの母乳が地面にこぼれた時に

赤かった地面がミルク色に染まったと言われている教会です。

全体的に乳白色のかわいらしい雰囲気の教会。

不思議な光線が入り込んだ〜〜!!

 

入り口から、地下に降りていきます。

 

 

壁は岩、剥き出し。洞窟の中の教会です。

 

 

母乳がこぼれたのは、この辺りだそうです。

 

優しいまなざしのマリアと赤ちゃんイエス。

 

 

地上にあがると、現代風の祭壇も。

 

そして、次は、生誕教会へ向かいます。

キリスト教徒とイスラム教徒が平和に混在している図。

 

この辺りは、雰囲気がステキ。

 

生誕教会前に広がるメンジャー広場。

町の中心地です。

この広場に面して、ムスリムのジャーマ・アル・オマルと生誕教会が

向かい合って建っています。

クリスマス時期になると、この広場にはツリーが飾られ

世界各国からの巡礼者でごった返すそう。

 

モスクの目の前で、キリスト教徒のお祝いが盛大に行われる…

宗教間の争いって、いったい何なんだろう?って思っちゃいますね…。

 

そして、こちらが、イエスが生まれたとされる聖地・生誕教会です。

ここで、大学生だというイケメン君が近づいてきて

ガイドをしますと言い寄ってきました。

地球の歩き方にもそんなに詳しく書いてないし、

まあ、良心的な要求額だったのでお願いすることに。

 

これが入口、

ちっちゃ!!!

かがんで入ります。「謙虚のドア」と呼ばれているそうです。

 

中に入ると、広い会堂が。

 

一部、床の下のモザイクが見られるようになっているのですが

これは、なんとコンスタンティヌス帝時代のものだそうです。

(ということは2〜3世紀頃のもの?!)

 

一部工事中。

で、この会堂の一番奥のエリアの地下に小部屋があって、

そこが生誕の場所とされています

その地下への入口は左右にそれぞれあって、

右側は長蛇の列。左側はほんの少しの人しか並んでいません。

仕組みが良く分からないのだけど

どうもガイドをつけていると、左側のすいている入口から入れるようです。

 

12時からミサが始まるので、それまでに入らないと!

と大学生ガイド君は何度か教会の人にかけよってくれ、

やっと中に入れました。

 

さあ、いよいよ地下に降ります。

 

人数制限をしている割には狭い地下は大混雑。

この祭壇の下が、まさしくイエスがお生まれになった場所だそうで

ここでも熱心な巡礼者たちが触って、拝んでいます。

 

イエスが生まれたその場所には銀の星があり、

大混雑の合間をくぐって、奇跡的に撮れた2枚💦

 

星には、ラテン語で「ここにてイエス・キリストは生まれたまえり」と

書かれているそうです。

 

そして12時になり、ガイドの言う通り、

「はい、みんな出て〜!!!!」と聖職者から追い出されました…。

 

ほんまぎりぎり!

大学生ガイド君のおかげで、ちゃんと時間内に拝むことができ感謝です。

タクシーの運ちゃんもだけど、悪い人いないです、イスラエル〜♡

 

この生誕教会も、その脇には、

アルメニア修道院やコプト修道院、ギリシア正教会修道院など

色々な宗派の教会があるようですが、

これは、聖カテリーナ教会。

 

 

タクシーの運ちゃんが連れてきてくれた

展望台、というかお土産屋の屋上からの景色。

ベツレヘムの街中や遠くが一望できます。

 

ベツレヘムも標高726mの小高い丘にあるので、結構なパノラマが楽しめます。

丘陵地帯にへばりつくような家・家・家がすごい。

 

このお土産屋さんは木彫り工房に併設されていて、

イエスやマリアをかたどった木彫りの置物がいっぱい。

残念ながら欲しいものはほとんどなかったけど、

せっかくだから記念に、素朴な感じがかわいらしいオーナメントを2つご購入。

 

ベツレヘム編は、後半に続くー。

 

 

★イスラエル旅行記7★ エルサレム旧市街の街角風景

  • 2019.11.30 Saturday
  • 23:51

 

たかだか1km四方のエルサレム旧市街。

 

こんなちっちゃなエリアだけど、

どこを歩いても、どこを切り取っても、

もう被写体だらけ。

 

聖地であるがゆえの荘厳さ、

地元の人に、観光客に…、活気あふれるスーク(市場)、

地元の方が住んでいる通常の生活の香り、

など、ごった煮のような混沌さが本当に面白い。

 

そして、

キリスト教徒地区、ムスリム地区、ユダヤ人地区、アルメニア人地区と

それぞれの街の様子が、それぞれに異なっていて

こちらも本当に興味深い。

 

イスラエルに行く前に購入したiPhone11が大活躍(笑)した

そんな街角の風景をご紹介。

 

 

ムスリム地区にある市場。

一番奥は神殿の丘につながっていますが、

ムスリムしか通ることは出来ないよと、

ライフル銃を持ったポリスに追い返される…。

 

お菓子に群がる女子学生たち。

甘いものに笑顔になるのは万国共通ですね〜。

みんな、めっちゃ、かわゆい♡

 

パンを買うお母さんたち。

不思議な形をしています。

 

ユダヤ人地区に入り、緩やかな階段を上っている時、

ふと後ろを振り返ると、ムスリムの聖地、岩のドームが光っていました。

神々しい。

 

スーク。迷い込んだ感が楽しい。

 

ユダヤ人地区にある「カルド」。

古くはなんと6世紀の地図に、すでに存在していたメインストリートだそうだ。

いつの間にか迷い込んでいたので全くその感覚はなかったのだが

現在の地面よりも下にある、いわゆる地下街。

 

現在は、こぎれいなショッピングアーケードになっています。

 

キッパ(ユダヤ人男性の帽子)。

こんなカラフルでかわいいキッパを被った人には出会わなかったけどな〜。

観光客のお土産用かな。

 

ピカチュウが、ピカジュウに?!

 

アルメニア人地区とユダヤ人地区の境目くらいにあるストリートは、

お洒落なカフェが並んでいます。

タイムスリップした感がある旧市街の中だけど、

ちょっと現在が混じり合っている一角。

 

 

アルメニア人地区は、静かで、観光客はほとんど歩いていませんでした。

 

 

シオン門。シオンの丘につながっています。

 

聖ステバノ門。

ここから入ると、ヴィア・ドロローサにつながります。

この門を出るとオリーブ山に行くことができます。

ライオンのレリーフがあるので別名ライオンゲートと呼ばれているそう。

 

黄昏時のヤッフォ門近く。

 

右がヤッフォ門。左はダビデの塔。

 

上記の門も含め、城壁に囲まれた旧市街には8つの門があるのですが、

なんと「糞門」てな、かわいそうな名前の門も!

かつて旧市街に住む人々の排泄物を運び出していた門だからなんだって。

 

旧市街には、カフェもたくさんあって、

ヤッフォ門近くのカフェでランチ。

お昼間は暖かいので、アウトドアのテラス席でいただきます。

その場で絞ってくれるザクロジュースは、さわやかな酸味で美味。

ケバブやシュワルマ(ドネル・ケバブみたいなもの)を挟んだピタパンは

イスラエルのいわばファーストフード。

ボリュームもあり、ランチにはピッタリです。

 

 

★イスラエル旅行記6★ Day1 ヴィア・ドロローサを行くvol.2

  • 2019.11.25 Monday
  • 23:33

 

そして、とうとうイエスの墓がある

一番のハイライト、聖墳墓教会へ到着。

 

イエスが磔刑に処せられたゴルゴダの丘。

その丘と考えられているところに聖墳墓教会は建っていて、

第10〜14ステーションは、この聖墳墓教会の中にあります。

 

●第10ステーション イエスが衣を脱がされたところ

●第11ステーション 十字架に磔にされたところ

●第12ステーション 息を引き取る

●第13ステーション マリアが亡骸を受け取る

●第14ステーション イエスの墓

 

聖墳墓教会には、たくさんの礼拝堂があって、

ギリシア正教、ローマカトリック、エチオピア正教、

アルメニア正教、コプト正教、シリア正教の6各派が

それぞれの管轄エリアを管理しているそうです。

なので、見る人がみればその差異が分かるのでしょうが、

私には全くもって分かりましぇん。

 

入口を入ると

ビン?ライト?がぶら下がっている場所が。

この下に香油を注がれた赤い大理石の石版があります。

十字架から降ろされたイエスの亡骸に香油を塗ったところとのことで

赤い石版に手や頭を触れる熱心な巡礼者でもうものすごいことになっています。

ということで遠いところから写真を。

 

 

そして、こちらが、イエスの十字架が建てられ、

息をひきとった場所とされているところ。

 

良く見えないけど、

この祭壇の下にある銀の輪がまさしくその地点だそうです。

この銀の輪に触ろうと、ここも、身動きが取れないほどの巡礼者の人人人。

 

そして、見事なまでに美しい天井の装飾。

 

 

地下に降りたところにある聖ヘレナ聖堂。

 

床には素晴らしいモザイクが残っています。

 

マチュリオン(殉教聖堂)。

 

アナスタシス(復活聖堂)。

真ん中にある四角い建物がイエスのお墓です。

(ここは各派の共同管理区域だそうです)

 

 

このお墓の中には入ることが出来るのですが、

この四角い建物の周りには何重にも、

もはやどこにどう並んでいいのか全く分からないほどに

長蛇の列はぐちゃぐちゃ。

実は、この日を入れて3回チャレンジしたのですが、

結局入れず。

この教会は、早朝の04:00頃から開いているので

帰国日、早起きして行こうかとも試みましたが

起きれず💦

次回(あるのか?!)に持ち越しです。

 

 

中には入れなかったけど、一応ヴィア・ドロローサを制覇したのと

あまりもの人混みに、はたと気づけは、

今日の朝にイスラエルに到着したばかりやんと、急に疲れてきたので

早めにホテルに帰り、

ホテルのハッピーアワーでイスラエルワインとつまみをしばし楽しみ、

その後、夕食へ繰り出します。

 

もう遠出をする元気もないので、ホテルのすぐ近くにある

リモンカフェへ。

1953年から営業している老舗かつ人気のカフェだそうですよ。

広いテラス席が雰囲気良さげだったのだけど、

朝晩は結構寒いエルサレム。

屋内の席へ。

 

ビールは、イスラエルビールの

ゴールドスター。

 

野菜たっぷりスープ。

野菜や鶏肉のダシが良く出た優しいお味。

 

すっかり好物になってしまったフムスや

ひよこ豆のコロッケ・ファラフェルに

色々な肉のグリルがセットになったプレートは2人でシェア。

 

こうして、1日目から大充実!のエルサレム。

明日はベツレヘムへ行く予定です。

 

 

★イスラエル旅行記5★ Day1 ヴィア・ドロローサを行くvol.1

  • 2019.11.23 Saturday
  • 21:15

 

ホテルで荷物を預けた後、

早速、旧市街へ。

 

約1km四方の城壁に囲まれ、

8つの門を有するエルサレム旧市街。

 

そんな、決して広くはないエリアに、

ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」、

イスラム教徒の聖地「岩のドーム」、

キリスト教徒の聖地「聖墳墓教会」が

隣り合うように建っています。

 

「嘆きの壁」のすぐ隣には「岩のドーム」があり、

聖墳墓教会にいてもアザーンの大音響が聞こえ、

イエスの歩んだヴィア・ドロローサの一部はムスリム地区に属し、

聖墳墓教会の入口を毎朝開けるのは、ムスリムの少年の仕事になっており。

 

と、それぞれの宗教の距離感があまりにも近すぎるというか、

ご近所さんで平和に仲良くやっている感が、

イスラエルに対する日本での報道とあまりにも違い過ぎて

なんだか不思議な感じだ。

 

旧市街はこんな感じ。

 

ホテルを出て、LRTに乗り3つ目のダマスカス門駅で降りて、

ダマスカス門から旧市街の中へ入ります。

 

ダマスカス門。立派な門です。

 

 

一歩中に足を踏み入れると、外の世界とは全く異なる世界が広がっています。

お菓子やら、野菜やら、靴下やら、

この辺りは観光客向けというよりは、

どっちかというと住人のための市場のようです。

 

ムスリム地区にあたるので、

ムスリムの方用の服が多く売っていますよ。

 

脇道に入ると、喧騒からは離れ静かな世界が。

この辺りは実際に人が住んでいて、

子供たちが遊んでいたりします。

迷い込むとたちまち迷子になります(笑)。

 

旧市街内も、意外と起伏があり、

石畳の階段多し。

猫ちゃんもきっと休憩中。

 

今日はこれから、

十字架を背負ったイエスが歩いた

ヴィア・ドロローサ(悲しみの道/約1キロメートル)を進みます。

今でも毎週金曜日には、フランシスコ会の修道士が十字架を担ぎながら

行進をするそうですが、

日曜日の今日も、修道士に連れられた熱心な巡礼者がわんさか。

それそれのステーションで祈祷文を読み、讃美歌を歌い、ものすごい渋滞です。

 

一番上はヘブライ語。

 

 

ではスタート!

 

●第1ステーション イエスが判決を受けたところ。

 今は学校となっています。

 ドアが閉まっていたので、中に入れるのかな〜?と見つめていると

 近くの土産物屋の前に座っていたお兄ちゃんが、

 入るのなら20シェケルと手を出してきて。 

 今から思えば、おそらく全く関係のない単なるお兄ちゃんに

 不覚にも600円も渡してしまったことに反省しきりなのですが、

 このお兄ちゃんに声をかけられなければ、

 あきらめて中に入ることも出来なかったので、まあ良しと思うことにします。

 実際、日曜日で学校がお休みだったこともあり、

 貸切状態で見学が出来ました。

 

 しかし、こんな観光地なのに偉大なる聖地だからでしょうか、

 あわよくば観光客から金をせしめようという輩は

 前にも後にも、このお兄ちゃんだけでした。

 (実際、入場料が必要なのは、博物館になっているダビデの塔くらい。

  あとは全て無料)

 

 

●第2ステーション 鞭打ちの教会。

 イエスが十字架を背負わされ、茨の冠をかぶらされ、鞭打たれたところ。

 

 

巡礼者向けに説法が始まりました。

 

天井は、茨の冠がかたどられています。

 

 

ヴィア・ドロローサを進みます。

 

●第3ステーション イエスが十字架の重みに耐えかね、最初につまずいたところ。

 今はアルメニア・カトリックの所属になっているそうです。

 

 

第4ステーション 苦悩の母のマリア教会。

 中には入れないけど、マリアが十字架を背負ったイエスを見たとされる場所。

 

 

さらに、ヴィア・ドロローサを進みます。

 

●第5ステーション シモンがイエスの代わりに十字架を背負ったところ。

 写真には写っていないけど、ドアの右隣にはくぼみがあって、

 そこはイエスが手をついたところとされています。

 熱心な巡礼者が順番にそのくぼみを慈しみをもって触れていました。

 

ここから道幅が狭くなります。

 

●第6ステーション ベロニカ教会。

 ここも中には入れないけど、

 ベロニカという女性が絹のハンカチでイエスの顔を拭ったところ。

 その後、そのハンカチにイエスの顔が浮き上がったと言われています。

 

●第7ステーション 再びイエスがつまずいた場所。

 伝えによるとここに城外に抜ける門があって、

 そこの敷居につまずいたそうです。

 ここで左折し、しばらくスークを進みます。

 

●第8ステーション エルサレムの婦人らを慰めたところ。

 スークから少し入ったところにあります。

 イエスが「私のために泣くな。自分たち、また自分の子供たちのために泣くがよい」

 と語った場所と言われているところ。

 

●第9ステーション 3度目につまづいたところ。

 ちょっと見つけるのに苦労しました。

 スークから脇道の階段を上り、くねくね曲がったところに見つけました。

 

そして、その後、どこに向かえばいいのか少し迷子になり、

そのまま、とある巡礼者の集団の後を勝手についていってみると、

どこかの裏庭みたいなところに出て、

さらに訳の分からないまま、薄暗い小部屋みたいなところをついていくと、

もしや、ここは終点の聖墳墓教会では???てなところに出ました。

 

そうです、どうも脇から聖墳墓教会に入っていたようです。

 

続く…。

 

 

★イスラエル旅行記4★ アーサーホテル

  • 2019.11.20 Wednesday
  • 22:40

 

今回のイスラエル旅行はエルサレムに4泊。

 

イスラエルは物価が非常に高く、

ホテル代もかなり高め。

ということで高級ホテルはあきらめざるを得なく、

口コミ評価が高く、立地条件で選んだのが、

今回泊まったアーサーホテル。

 

LRTのJaffa Center駅からもすぐ、

エレサレムの繁華街ベン・イェフダー通りへもすぐ、

旧市街へもLRTで10分もかからない、

結果として、大正解のホテルでした。

 

そんなに規模は大きくないけど、

お洒落なヨーロッパのホテルのような

かわいらしい入口。

 

外観もなかなかいい感じです。

 

フロントもロビーもこじんまりしていてとってもステキです。

フロントのお兄さんも、優しくて、笑顔のステキなイケメン!

朝の10時頃に着いたのでチェックインはまだできなかったけど、

まだ朝ごはんをやっている時間だったこともあり、

レストランでコーヒーでも飲んでいいよ〜と、

カプチーノとデザートをいただいちゃいました。

 

お部屋もオシャレでしたよ。

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スーツケースもきちんと広げられるスペースもあり問題なし。

とうか、むしろ満足。

 

バスタブもあり。

アメニティは最低限で歯ブラシとかはなかったけど、

清潔だし、水圧もバッチシ。

 

ロビー横にあるレストラン。

朝食はこちらでいただきます。

基本、イスラエル料理のビュッフェで、毎日ほとんど同じメニューだったけど、

とっても美味しかったので、全くあきることはなく。

(昨年旅行したインドでも、毎日カレーでも大丈夫だった二人。

 世間一般の人の常識からはかけ離れているかも、ですけど笑)

 

 

ひよこ豆のペースト「フムス」、

トマトときゅうりのサラダ「サラット・イスラエリ―」、

卵とトマトを煮込んだ「シャクシュ―カ」など、

ほんまイスラエル料理は美味しい!!

 

テラス席には、猫ちゃんが。

食べ物が落ちてくるのを、しっかりと待っています。

目が合っちゃったよ(笑)

 

そして、毎日17:00〜19:00はハッピーアワーで、

なんと無料でイスラエルワインとバーニャガウダなどのスナック?おつまみ?が

いただけるのです。

イスラエルに行ったことのある知り合いが絶賛していたイスラエルワイン。

その言葉には偽りなし、赤も白も素晴らしく美味しかったです。

 

ホテルの周りはまるでヨーロッパ。

石畳のステキな街が広がっています。

(スーツケース、ごろごろは難儀したけど、笑)

 

 

本当に居心地のいいホテルだったんだけど、難が一つ。

近くにライブバーがあって、

毎日夜の23:00くらいまで大音量でガンガンやっててね、

うるさいのなんのって。

まあ、繁華街にあるホテルだから致し方ないことかもしれないけどね。

 

あっ、まだあった。

部屋に備え付けのドライヤーが壊れてたんだった。

ホテルの人を呼ぶと、

超体のでかいメンテナンスのおじちゃんが

クローゼットの中に替えのドライヤーがあるやろと

不愛想に(笑)、でも優しく教えてくれました。

 

オススメのホテルですよ(^^)

 

★イスラエル旅行記3★ テルアビブからエルサレムへ そしてエルサレムのLRTはとっても便利

  • 2019.11.16 Saturday
  • 23:59

 

ベン・グリオン空港からエルサレムまでは

空港バスを利用しました。

 

空港を出て右側に進むとバス乗り場があり、

その一番端っこがエルサレム行きのバス乗り場です。

485番のバスで、毎時0分発、所要約1時間、16シェケル(約500円)(2019年11月現在)。

 

スムーズに入国できたので、

ぎりぎり8時発のバスに間に合いました。

 

電波は弱かったけど、Wi-Fiも使えるし、

充電できるUSBポートも付いているし、なかなか快適です。

 

えっ!?と思ったのは、行先などが流れる電光掲示板。

ヘブライ語は右から読むので、文字が流れる方向が日本と逆なんだけど、

URLは、普通に左側からの表記のままなので、

お尻からURLが流れるのですよ。

これって、結構不便なことのような…。

イスラエルの人はしょうがないね…って思ってるんかな(笑)

 

内陸部の都市であるエルサレムは、なんと標高800メートルもあるので

大パノラマな景色を楽しみながら、バスはぐんぐんと上っていき、

エルサレムの手前で渋滞に巻き込まれ、

やっと、エルサレム新市街の西側にある

セントラルバスステーションに到着。

 

セントラルバスステーションというのだから、

もっとターミナルっぽいところかと思ったけれど、

普通のバス停で降ろされ、いったいどっちに向かったらいいのかいきなり迷子です。

 

スーツケースを持ってしばらくうろうろ、きょろきょろしていたところ、

とりあえず、道路を渡った向こう側に大きな建物が見えたので、

そっちに向かって進んでみると

LRTの駅が突如と現れ、

そしてその大きな建物こそがセントラルバスステーションなのでした。

 

この3階にチケット売り場があり、

そこでラヴ・カヴカードを購入。

ラヴ・カヴカードとは、バスやLRTで使えるプリペイドカードのこと。

(ベツレヘムへ行くアラブバスには使用できないけど)

5シェケルのデポジットがかかるけれど、

ピッとタッチするだけでいいし、

LRTの駅でもチャージができるし、

短い滞在でも、とっても役にたちましたよ。

 

そして無事、セントラルバスステーションから、

今度はLRTに乗り換え。

 

LRTの路線図。

市内は、意外とヘブライ語しか書いていないところが多いのだけど、

さすがに、LRTの駅には、ヘブライ語、アラビア語、英語での表記があります。

 

LRTって、しょせん路面電車のことやんね〜?と思っていたけど、

なんと近代的で美しいフォルム!

しかもこんなに長く連結している路面電車は見たこともありません。

多くの市民の足となっているようです。

空港バスに比べれば結構お高く感じるけど

一乗車につき5.9シェケル(約180円)(2019年11月現在)。

 

ところで、エルサレムの街を歩いていると、

ライフル銃を持った多くの兵士が、

普通にうろうろ歩いている光景によく出くわします。

(イスラエルでは女性も兵役義務があるので、女性兵士もめちゃ多い。しかも皆超美人)

LRTの中でライフル銃を持った兵士の横に、

何事もなく普通におばあちゃんが座っていたり、

ライフル銃を持った兵士が普通にカフェで談笑していたり…。

日本人からすれば怖いやら、違和感ありありなんですけど、

恐らくイスラエルでは普通の光景なんでしょうね。

 

こちらが、今日から4泊お世話になるホテルの最寄り駅Jaffa Centerからの風景。

とっても綺麗な街です。

 

 

 

********************

 

帰りのベン・グリオン空港行きのバスは、

セントラルバスステーションの建物がある

道路沿いのA4乗り場から出ます。

 

 

ちなみに、今回は当たらなかったけど、

バスやLRTといった公共交通機関は、

金曜日の日没から土曜日の日没までのシャバット(ユダヤ教の安息日)の間は

全面運休です。

イスラエル旅行を計画するときは注意が必要です。

 

新市街から旧市街へは地図上はたいした距離はないので歩けるかと思ったけれど

エルサレムの街は意外と起伏があるのですよ。

旧市街内も意外と起伏があるので、気が付くと足がくたくたになっています💦

 

 

 

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